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カテゴリー:海外ニュース
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ECB、自然損失リスクを初開示
6月12日、欧州中央銀行(ECB)は、3回目となる気候関連の財務情報を開示した。保有資産の二酸化炭素排出量が減少し続ける一方、今回初めて生物多様性の損失といった「自然関連リスク」への暴露を測る新指標を導入したことを明ら… -
ノルウェーとスイス、CO₂回収・貯留で国際協力を強化する画期的合意締結
6月17日、オスロで開催された「ロングシップ」発足式において、ノルウェーとスイスは二国間協定に署名し、二酸化炭素回収・利用・貯留(CCUS)および炭素除去(CDR)分野での国境を越えた協力を強化する方針を示した。 … -
カーボン・アップサイクリング、1,800万ドルを調達─低炭素セメント技術で建設業の再構築へ
6月18日、カナダ・カルガリーに拠点を置き環境素材を開発するCarbon Upcycling Technologiesは、1,800万ドル(約28億円)の資金調達を完了したと発表した。主導したのは米国のインパクト投資企… -
KKR、独発電大手ゼニス・エナジーを買収
6月16日、KKRはオーストラリアの独立系発電事業会社ゼニス・エナジーを、Pacific Equity Partners、OPTrust、Foresight Groupから買収することで最終合意したと発表した。ゼニスは… -
Amazon、7,500トンのSAFを追加購入
6月17日、NesteはAmazonに対して2025年末までにカリフォルニア州のサンフランシスコ国際空港およびオンタリオ国際空港のAmazon Air貨物便向けに、合計7,500トンの「Neste MY Sustain… -
豪、サステナブル金融分類法を公表
6月17日、オーストラリアのサステナブル金融研究所(ASFI)は、グリーン投資の対象となる経済活動を明確に分類するための指針「豪州サステナブル金融分類法(タクソノミー)」を公表した。国のネットゼロ目標達成に向け、国内外… -
EU炭素国境措置、簡素化で合意 中小企業の9割が対象外に
6月13日、欧州議会とEU理事会は、域外からの輸入品に事実上の炭素税を課す「炭素国境調整メカニズム(CBAM)」の規則を簡素化することで政治合意に達した。年間輸入量が50トン未満の事業者を対象外とする新たな「デミニミス… -
TrusTrace、追跡データ標準化の新指針を発表
6月4日、サプライチェーンのトレーサビリティ(追跡可能性)プラットフォームを提供するTrusTrace(本社・ストックホルム)は、ファッション業界向けの新たな手引書『The Data Advantage』を発表した。厳… -
EU、2050年に向けた原子力投資ニーズを試算―脱炭素と競争力確保に2,410億ユーロ
6月13日、欧州委員会は第8次「原子力開発計画(PINC)」を発表し、脱炭素化と競争力確保の目標達成に向け、2050年までのEU域内の原子力投資ニーズを明らかにした。加盟国が策定した原子力計画を実現するには、既存原子炉… -
次世代地熱発電でメタとXGSが提携、AI電力需要に対応
6月12日、地熱発電技術を開発するスタートアップ企業XGS Energy(XGSエナジー)と、米IT大手メタ(旧フェイスブック)は、ニューメキシコ州で150MW規模の次世代地熱発電プロジェクトを共同で開発することで合意…