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GMとStellantis、持続可能なEV用磁石の新興企業Niron Magneticsに出資 - ESG Journal

GMとStellantis、持続可能なEV用磁石の新興企業Niron Magneticsに出資

 

11月8日、サステナブル・マグネット・テクノロジー企業のNiron Magneticsは、大手自動車メーカー、GMVentures、Stellantis Venturesが投資家リストに加わり、3,300万ドル(約50億円)を調達したと発表した。

永久磁石は、自動車やEVのドライブトレインから再生可能エネルギーシステムや家電製品に至るまで、システムや機器に不可欠な部品である。EV需要の急増により、これらの材料に代わる、より安定した持続可能な材料へのニーズが高まっている。

2015年に設立されたミネソタ州ミネアポリスに本拠を置くNiron Magneticsは、世界的かつ持続可能な調達が可能で、レアアースやその他の重要な材料を含まない、一般的に入手可能な鉄と窒素の原材料を使用した「クリーンアース磁石」を開発した。

同社の磁石は、レアアース磁石と同等かそれ以上の性能と温度安定性を、半分のコストで実証しているという。

同社によると、今回の資金調達には、以前から地元に投資しているShakopee Mdewakanton Sioux Communityとミネソタ大学も参加しており、Nironは現在のパイロット生産施設を拡張し、独占的な顧客プログラムとクリーンアースマグネットの初期販売に向けて製造能力を拡大することができる。

今回の投資と同時に、GMは、将来のGM製EVに使用可能なクリーン・アース・マグネット・モーター技術を共同開発するため、Nironと戦略的パートナーシップを結ぶことも発表した。

【参照ページ】
GM, Stellantis invest in EV magnet startup in move to reduce China reliance

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