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Paine Schwartz Partners、持続可能なフードチェーンファンドに2,500億円超を調達 - ESG Journal

Paine Schwartz Partners、持続可能なフードチェーンファンドに2,500億円超を調達

Paine Schwartz Partners、持続可能なフードチェーンファンドに約2,538億円を調達

9月26日、食品とアグリビジネスに特化したプライベート・エクイティ投資家、Paine Schwartz Partnersは、フード・バリュー・チェーン全体の持続可能な投資に特化した Paine Schwartz フード・チェーン・ファンドVI, L.P.の最終クロージングで17億ドル(約2,538億円)を調達したと発表した。

昨年設立された同ファンドは、当初の資金調達目標であった15億ドル(約2,239億円)を上回った。

ファンドVIは、食品とアグリビジネスのバリューチェーン全体への投資に特化した最大のファンドであり、Paine Schwartzのこれまでのファンドでは最大規模である。

ファンドVIは、急成長する食品・アグリビジネス分野の持続可能な投資に特化している。 Paine Schwartzは、AgroFresh Solutions、Costa Group、Elemental Enzymes、HGS BioScience、Monterey Mushroomsへの投資を含め、すでにファンドの約40%を投資した。

 Paine Schwartzは、ファンドVIについて、資源の消費を抑えながら農業の生産性を高めるビジネス 「生産性とサステナビリティ」、より健康的で栄養価が高く安全な食品へのアクセスを提供するビジネス「健康とウェルネス」という2つの中核テーマにおいて、今後も魅力的で実行可能な投資機会を探し求めていくと述べた。

経済開発協力機構(OECD)は、農業部門が林業やその他の土地利用とともに、全人類起源温室効果ガス(GHG)の4分の1近くを排出していると指摘している。しかし、これまで食糧生産による排出削減は、エネルギーや運輸など他のセクターによる排出削減に比べて、あまり支援を受けてこなかった。今世紀半ばまでに、農業ビジネス産業が世界的な排出源となることを防ぐためには、農業ビジネス産業による気候への影響を緩和するための投資が不可欠である。

同ファンドには、年金基金、政府系ファンド、基金・財団、ファミリー・オフィス、その他の機関投資家を含む、実物資産、プライベート・エクイティ、インパクト志向の多様な投資家が集まった。 Paine Schwartzは、ファンドVIの最初のクロージングから約1年で最終クロージングを完了した。

【参照ページ】
(原文)Paine Schwartz Partners Closes $1.7 Billion Food and Agribusiness-Focused Fund VI
(日本語参考訳)ペイン・シュワルツ・パートナーズ、17億ドルの食品・アグリビジネス特化型ファンドVIをクローズ

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