Warning: Undefined array key "WP_Widget_Recent_Comments" in /home/xs872497/kinomoto-firm.com/public_html/ctest/wp-content/themes/opinion_tcd018/functions.php on line 414
Climeworks、マイクロソフト、Shopify、Stripe向けに世界初の認定炭素除去を提供 - ESG Journal

Climeworks、マイクロソフト、Shopify、Stripe向けに世界初の認定炭素除去を提供

Climeworks、マイクロソフト、Shopify、Stripe向けに世界初の認定炭素除去を提供

1月12日、チューリッヒに拠点を置くダイレクト・エア・キャプチャ(DAC)のスタートアップClimeworksは、マイクロソフト、ショッピファイ、ストライプなどの法人顧客向けに、史上初の第三者認証による二酸化炭素除去(CDR)を納入したことを発表した。

二酸化炭素除去は、ClimeworksのアイスランドにあるDAC施設、オルカで行われた。現在、世界で唯一の商用DACおよび貯蔵施設で、年間4,000トンの二酸化炭素を除去する能力を備えている。

DAC技術は、IEAがネット・ゼロ・エネルギー・システムへの移行における重要な炭素除去オプションとして挙げているもので、大気中から直接CO2を抽出し、原料として使用するか、貯蔵と組み合わせて永久に除去するものである。昨年発表されたIPCCの気候変動緩和に関する画期的な研究によると、温暖化を1.5℃に抑えるシナリオでは、二酸化炭素の除去方法は今後数十年にわたって年間数十億トンにまで拡大し、DACはその大部分を占める可能性があるとされている。

Climeworksは、2009年にChristoph GebaldとJan Wurzbacherによって設立され、DACのリーディングプロバイダーとして成長してきた。昨年、同社はDACの容量を拡大することを目的に、約6億5,000万ドル(約832億円)の資金を調達した。その後、容量36,000トンの新しいDAC施設「マンモス」の建設を開始した。

【関連記事】
Climeworks、アイスランドで大規模なDACプラントを建設
Microsoft、DACプロバイダーのClimeworksと10,000トンの炭素除去契約を締結
ClimeworksとGulf Coast Sequestration、100万トンのCO2を除去・貯留するため提携

Climeworksは、2030年までにCO2回収能力を数メガトン規模に拡大し、2050年までにギガトン規模にすることを目指すと表明している。

ClimeworksのDAC貯蔵法の認証は、独立した品質と保証のプロバイダーであるDNVによって提供された。Climeworksによると、本認証は、サービスが検証された方法論に従って実行されたことを意味し、顧客への割り当てが二重に計算されないことを保証するものである。

【参照ページ】
(原文)Climeworks delivers third-party certified CDR services to its first corporate customers, based on first and only validated DAC+S methodology
(日本語参考訳)Climeworks、初の法人顧客に第三者認証のCDRサービスを提供、初めて検証されたDAC+S手法に基づく

関連記事

おすすめ記事

  1. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  2. TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2025-6-11

    TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2024年にTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-…
  3. 進化するサステナビリティ開示 ― 傾向から考える“自社の対応状況”

    2025-6-6

    進化するサステナビリティ開示 ― 傾向から考える“自社の対応状況”

    サステナビリティ情報開示の高度化が急速に進んでいる。TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)…

ピックアップ記事

  1. SSBJ公開草案:気候変動開示の準備状況を確認!簡易チェックで早期対応を

    2025-7-29

    SSBJ公開草案:気候変動開示の準備状況を確認!簡易チェックで早期対応を(再掲)

    ※2024年12月21日公開済みの記事(2024年11月時点の情報を基に作成された)に2025年7…
  2. 2025-7-29

    企業の88%がサステナビリティを価値創出と認識、気候リスクへの備えも加速

    モルガン・スタンレーの「Sustainable Signals: Corporates 2025」…
  3. GHGプロトコルの改訂とは~カーボンニュートラル実現への新たな方向性

    2025-7-28

    GHGプロトコルの改訂とは?カーボンニュートラル実現への新たな方向性(再掲)

    ※本記事は、2025年2月に発行した記事に最新のGHGプロコトル更新内容を一部修正・追記し再掲載し…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る