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マイクロソフト、100%カーボンフリーのエネルギーを使用したデータセンター地域をスウェーデンに開設 - ESG Journal

マイクロソフト、100%カーボンフリーのエネルギーを使用したデータセンター地域をスウェーデンに開設

マイクロソフト、100%カーボンフリーのエネルギーを使用したデータセンター地域をスウェーデンに開設

11月17日、マイクロソフトは、スウェーデンに持続可能なデータセンター地域を新たに設立することを発表した。これにより、企業は、100%カーボンフリーのエネルギーで稼働するマイクロソフトのスウェーデンのデータセンターで、クラウドのワークロードをホストすることができる。この地域には、Gävle、Sandviken、Staffanstorpにある3つのデータセンターが含まれる。

マイクロソフトは、2025年までに全世界の自社ビルおよびデータセンターで100%再生可能エネルギーを使用するという以前からの公約に加え「100/100/0」というビジョンを掲げ、

電力消費量の100%を二酸化炭素を排出しないエネルギー源からの購入で賄うという目標を掲げている。また同社は、クラウド利用者がクラウド利用による二酸化炭素排出量の影響を測定できるダッシュボードを広く展開することを発表した。

マイクロソフトは、スウェーデンに新設したデータセンターにおいて、電力会社バッテンフォールとの24時間365日のエネルギーマッチングパートナーシップを通じて、二酸化炭素排出量の削減、廃棄物ゼロの認証、二酸化炭素を排出しないエネルギーの100%利用に取り組んでいる。このソリューションは、再生可能エネルギーの生産と消費を短時間でマッチングさせるもので、企業が再生可能エネルギーをより完全に利用できるようにするとともに、エネルギー使用と気候変動への影響に関する透明性を高めることを目的としている。

またマイクロソフトは、bp、Enlight Renewable Energy、European Energy、NTR、Prime Capital、wpdといった複数の企業と、新たな再生可能エネルギープロジェクトに関する契約を締結したことを発表した。

マイクロソフトは、エネルギーや水などの資源を節約すると同時に廃棄物の発生を抑え、健康をサポートすることを目標に、この地域でLEED(Leadership in Energy and Environmental Design)のゴールド認証を目指している。このデータセンターでは、サーバーやハードウェアの再利用、外気を利用したサーバーの冷却と雨水の利用によるウォーター・ポジティブな目標の達成、再生可能な原材料を50%以上含むノルディック・エコ・ラベルの燃料を使用したバックアップ発電機の活用など、サステナビリティに配慮した取り組みを行っている。

マイクロソフト・スウェーデンのジェネラルマネージャーであるエレーヌ・バルネコウは次のように述べています。

「当社のスウェーデンのデータセンターは、世界で最も持続可能な設計と運用を行っています。世界が持続可能性の目標を達成するためには、新しい技術革新が最も重要な手段であると確信しているので、これはスウェーデンとヨーロッパにとって重要な発表です。クラウドに移行することで、より持続可能な未来への変革を加速させるための新たな機会を、共に生み出していきたいと思います」と述べています。

【参照ページ】
(原文)Microsoft opens its sustainable datacenter region in Sweden, creating new opportunities for a cloud-first Sweden
(日本語訳)マイクロソフト、100%カーボンフリーのエネルギーを使用したデータセンター地域をスウェーデンに開設

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