Warning: Undefined array key "WP_Widget_Recent_Comments" in /home/xs872497/kinomoto-firm.com/public_html/ctest/wp-content/themes/opinion_tcd018/functions.php on line 414
テラジア、バイオ燃料生産技術向上のため約9億円を調達 - ESG Journal

テラジア、バイオ燃料生産技術向上のため約9億円を調達

クリーンテック新興企業テラジア、バイオ燃料生産技術向上のため約9億円を調達

3月28日、クリーンテック新興企業のテラジア・バイオフューエルは、シード資金調達ラウンドで600万ドル(約9億円)を調達したと発表した。この資金は、バイオマスをエタノールやその他の製品に変換する生物学に基づくアプローチを成長させ、商業化するために使用される。

2022年にニューハンプシャー州に設立されたテラジアは、セルロース系バイオマスから持続可能な燃料を生産する技術を開発している。同社のソリューションは、好熱性微生物を用いてバイオマスをエタノールに変換するもので、酵素の添加や熱化学的前処理を用いる従来のプロセスに取って代わる。この技術は、航空、海上輸送、長距離トラック輸送など、電化が困難な輸送手段用の燃料を製造する。

テラジアはまた、クリスティン・ブリーフが最高経営責任者に就任し、最高技術責任者に移行した共同設立者のリー・リンド、取締役会議長のビル・ブレイディ、技術開発担当副社長のクリス・ヘリングが加わったことも発表した。

ブリーフは以前、ブレークスルー・エナジーのビジネス・フェローを務め、それ以前はヴァイレックス・ヘルスの共同設立者兼最高執行責任者を務めた。

今回の資金調達ラウンドは、Engine VenturesとEnergy Impact Partnersが主導した。

ダートマス大学およびカンピーナス大学との提携により、テラジアの技術開発は、エネルギー省バイオエネルギー革新センターおよびサンパウロ研究財団からの資金援助、米国農務省および全米科学財団からの助成金によっても支えられている。同社によると、同社の技術は年間3ギガトンのCO2排出を代替すると予測されている。

【参照ページ】
(原文)Terragia Secures $6M to Develop Cost-Competitive, Low-Carbon Biofuel Technology
(日本語参考訳)テラジア社、コスト競争力のある低炭素バイオ燃料技術の開発に600万ドルを獲得

関連記事

おすすめ記事

  1. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  2. TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2025-6-11

    TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2024年にTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-…
  3. 進化するサステナビリティ開示 ― 傾向から考える“自社の対応状況”

    2025-6-6

    進化するサステナビリティ開示 ― 傾向から考える“自社の対応状況”

    サステナビリティ情報開示の高度化が急速に進んでいる。TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)…

ピックアップ記事

  1. SSBJ公開草案:気候変動開示の準備状況を確認!簡易チェックで早期対応を

    2025-7-29

    SSBJ公開草案:気候変動開示の準備状況を確認!簡易チェックで早期対応を(再掲)

    ※2024年12月21日公開済みの記事(2024年11月時点の情報を基に作成された)に2025年7…
  2. 2025-7-29

    企業の88%がサステナビリティを価値創出と認識、気候リスクへの備えも加速

    モルガン・スタンレーの「Sustainable Signals: Corporates 2025」…
  3. GHGプロトコルの改訂とは~カーボンニュートラル実現への新たな方向性

    2025-7-28

    GHGプロトコルの改訂とは?カーボンニュートラル実現への新たな方向性(再掲)

    ※本記事は、2025年2月に発行した記事に最新のGHGプロコトル更新内容を一部修正・追記し再掲載し…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る