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Manulife、約671億円の炭素クレジットに特化した森林ファンドを立ち上げ - ESG Journal

Manulife、約671億円の炭素クレジットに特化した森林ファンドを立ち上げ

Manulife、約671億円の炭素クレジットに特化した森林ファンドを立ち上げ

12月1日、Manulife Financialのグローバルな資産運用ビジネスであるManulife Investment Managementは、投資家に自然と気候変動緩和への投資機会を提供し、炭素クレジットを通じて価値を提供することを目的とした「マニュライフ森林気候基金」を立ち上げると発表した。

Manulifeは、コミットメント資金5億ドル(約671億円)を目標とする本ファンドが、持続可能な方法で管理された森林資産に世界的に分散投資し、木材生産よりも炭素隔離を優先させると発表している。

同社によると、本ファンドは、投資家が生物多様性や自然の喪失に対処するために、繊細な生息地の長期的な保護と修復を行うことを目的としており、持続可能な投資手法と自然に配慮した成果により、ネットニュートラル戦略を超える顧客ニーズに対応することを目的としている。

本ファンドは、持続可能な森林管理計画の実施に加え、炭素ポテンシャルが高く、保全価値の高い森林の取得に注力し、吸収による炭素インセットを追求することで、投資家に高品質の炭素クレジットを長期的に供給していく。本ファンドは、炭素クレジット、保全地役権、付加価値戦略、限定的な木材伐採を活用し、投資家にリターンを提供することを目的としている。

Manulife Forest Climate Fundは、まず米国の適格投資家に提供され、EUなど他の管轄区域の専門投資家にこの戦略への投資機会を提供することを模索する可能性があると述べている。そのために Manulifeは、本ファンドはSFDRの第9条要件に準拠するとしている。

【参考ページ】
(原文)Manulife Investment Management launches Forest Climate Fund
(日本語訳)マニュライフ・インベストメント・マネジメントが「Forest Climate Fund」を立ち上げ

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