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Holcim、スイスフラン市場で2種類のサステナビリティ・リンク・ボンドを発行 - ESG Journal

Holcim、スイスフラン市場で2種類のサステナビリティ・リンク・ボンドを発行

Holcim、スイスフラン市場で2種類のサステナビリティ・リンク・ボンドを発行

1月19日、大手建材メーカーのHolcimは、2種類のサステナビリティ・リンク・ボンドの発行により、総額4億2500万スイスフラン(約465億円)を調達し、負債コストを同社の気候変動に関する目標に関連付けると発表した。本債券はスイスフラン市場において初のサステナビリティ・リンク・ボンドとなる。

今回発行された2つの債券は3億2500万スイスフラン(約369億円)と1億スイスフラン(約113億円)を調達し、それぞれ2026年と2032年に満期を迎え、年率0.35%と0.90%のコストで発行された。

サステナビリティ・リンク・ボンドは、サステナブル金融商品の中で最も急速に成長している形態で、発行体の特定のサステナビリティ目標の達成度に連動した利払いなどの特性を備えている。昨年、Holcimは建材業界で初めてサステナビリティ・リンク債を発行し、2030年までにセメント原料1トン当たりのCO2排出量を475kgにするという同社の目標に連動して8億5千万ユーロ(約1,095億円)を発行した。

Holcimは、今回の発表が同社の成長戦略「Strategy 2025 – Accelerating Green Growth」の一環として、2024年までに持続可能な資金調達の割合を40%にするというコミットメントにとっても重要なステップであり、その主要ドライバーは革新的建築ソリューションによる成長の加速であると述べている。

【参照ページ】HOLCIM LAUNCHES FIRST SUSTAINABILITY-LINKED BONDS IN SWISS FRANC MARKET

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