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UBSオプティマス財団とクレディ・スイス財団、インパクト・ファイナンス・イニシアチブを開始 - ESG Journal

UBSオプティマス財団とクレディ・スイス財団、インパクト・ファイナンス・イニシアチブを開始

UBSオプティマス財団とクレディ・スイス財団、インパクト・ファイナンス・イニシアチブを開始

スイスの経済事務局(SECO)、UBSオプティマス財団、クレディ・スイス財団、スイス開発協力庁(SDC)は、開発途上国における測定可能なインパクトを進めるために、最大10億スイスフランの民間資本を動員することを目標とした「持続可能な開発目標インパクト・ファイナンス・イニシアチブ」の立ち上げを発表した。

国連の「持続可能な開発目標」(SDGs)とは、2015年9月に開催された「国連持続可能な開発サミット」で世界の指導者たちが採択した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の一部として採用された17項目の目標を指し、地球の保護と世界的な生活の質の向上を目的としている。SDGsの目標には、貧困と飢餓の撲滅、教育の改善、環境の保護などが含まれている。

SECOによると、SDGsを達成するための推定2.5兆ドルの資金ギャップを埋めるためには、民間投資の拡大が不可欠であり、民間投資を動員するために公的・慈善団体の資金を利用することは有効な手段であるとしている。SDGインパクト・ファイナンス・イニシアチブは、2030年までに公的機関や慈善団体から1億フランの資金を集めることを目標としている。これらの資金は、開発途上国のSDGsに向けた最大10億フランの追加的な民間資本を引き出すために使用される。

このイニシアチブは、新しいインパクト投資ツールのための革新的な金融ソリューションをグランドファンディングやシードファンディングを通じて支援すること、より多くの民間資本を動員し、基礎となるポートフォリオ企業を強化することでインパクト投資ソリューションを拡大すること、スイスにおけるインパクト投資のためのフレームワーク条件の改善に貢献し、インパクトマネジメントの実践を促進することなど、3つの目的を持っている。この目的のために、このイニシアチブは、Swiss Sustainable Finance(スイス持続可能な金融)協会およびState Secretariat for International Finance(国際金融のための国家事務局)と協力する。

【参照ページ】
(原文)New public-private partnership to promote innovative development finance
(日本語訳)UBSオプティマス財団とクレディ・スイス財団、インパクト・ファイナンス・イニシアチブを開始

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