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LGIM、国債ESGファンドの新シリーズをローンチ - ESG Journal

LGIM、国債ESGファンドの新シリーズをローンチ

LGIMが国債ESGファンドの新シリーズをローンチ

11月6日、欧州最大級の資産運用会社であるリーガル&ジェネラル・インベストメント・マネジメント(LGIM)は、投資家にソブリンESGの強化された枠組みへのエクスポージャーを提供し、ソブリン債全体でESGを統合することを目的とした新ファンドシリーズの第一弾として、「L&Gフューチャー・ワールドESG新興国債券現地通貨建てインデックス・ファンド」のローンチを発表した。

本シリーズには、先進国債券インデックス・ファンド、米ドル建て新興国債券ファンドなどが追加設定される予定だ。

LGIMによると、ファンドにはさまざまなESG要素に加え、独自の第4のESGの柱として「地政学的安定性/リスク」が新たに組み込まれる。

LGIMは、ソブリンESGスコアに染み付いた所得バイアスが、主に先進国に資金が流れ、投資を必要とする発展途上国から資金が遠ざかっていることを明らかにした世界銀行の調査を引き合いに出し、本フレームワークは、経済発展のために債券発行を必要とする国への資金配分を促進し、ESG認証の改善に向かっている国には報酬を与え、ネガティブな傾向にある国にはペナルティを与えることで、このバイアスを排除しようとするものであると述べた。

LGIMは、インデックス債券ソブリン・リスクESGフューチャー・ワールド・ファンド・レンジに「ウェルス・バンド」を導入し、国の所得水準に応じて段階的な除外基準を適用している。LGIMによると、これによって投資家は、ソブリン・リスクの先見的要因を考慮し、富の偏りを調整することで、ESGをより深く統合したソブリン債へのエクスポージャーを得ることができる。

LGIMはまた、本ファンド・シリーズには「ソブリンESGスコア・モメンタム・ファクター」が組み込まれ、ESG要因でプラスのトレンドにある国には報酬を与え、マイナスのトレンドにある国にはペナルティを与えることで、ソブリンESGの今後の成長に重要なリスク・シグナルを増幅させるとしている。

同社によると、新ファンドはベリスク・メープルクロフトが提供するソブリンリスクESGデータを使用し、JPモルガンの債券ベンチマーク手法を活用する。

本ファンドは、持続可能な金融情報開示規制の第8条に分類されている。

【参照ページ】
(原文)LGIM Launches Future World ESG Emerging Markets Government Bond Index Funds

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