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WRAP、2030年までに温室効果ガス排出量を半減させるための食品・飲業界の合意について発表 - ESG Journal

WRAP、2030年までに温室効果ガス排出量を半減させるための食品・飲業界の合意について発表

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7月20日、英国のWRAP(Waste & Resources Action Programme)は、食品・飲料業界でのサステナビリティ目標を定めた「コートールド・コミットメント2030」を発表した。

英国は、「コートールド・コミットメント」に変更を加え、食品が自然界に与える影響を軽減するための大胆な一歩を踏み出した。このコミットメントは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)12.3の「食品廃棄物の半減」の達成に向けて、英国の食品・飲料業界を支援する。

2015年に発足した「コートールド・コミットメント2025」には、英国の食品小売業の90%以上をはじめ、食品メーカー、ホスピタリティ・フードサービス部門、農家・栽培業者、再流通業者、慈善団体、業界団体、地方自治体、食品のライフサイクル全体に関わる団体や企業など、強力なメンバーが参加している。

今回、この協定の内容を
・2030年までに、英国で消費される食品・飲料に関連するGHG排出量を、2015年を基準に50%削減する
・2030年までに、一人当たりの食品廃棄物を英国の2007年のベースラインに対して50%削減する
・英国および海外の最も重要な製品および原材料の調達先上位20地域において、持続可能な水管理を達成する
・コートールドの食品廃棄物防止目標を2030年まで延長し、食品廃棄物を半減させるという世界的な目標と整合させる

ことで、英国の食品廃棄物は、2025年と比較して2030年には80万トン減少し、2030年には年間24億ポンド相当の食品を節約でき、2025年から2030年の間に、より野心的な食品廃棄物目標により、5年間で260万トンの食品廃棄物が回避され、80億ポンドの食品を無駄にせずに済み、62億食に相当する食品を節約できるとしている。

【参照ページ】

(原文)WRAP’s food and drink industry agreement to halve greenhouse gas emissions by 2030

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