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WMO報告書、気候変動と異常気象の脅威を強調 - ESG Journal

WMO報告書、気候変動と異常気象の脅威を強調

4月23日、 世界気象機関(WMO)に年次報告書「The State of the Global Climate 2022」を発表した。

世界気象機関(WMO)は、気候変動の容赦ない進行により、2022年に干ばつ、洪水、熱波が地域社会にもたらされ、人々の生命と生活への脅威がさらに強まったことを強調した。

同報告書の中で、山の頂上から海の深部まで、2022年も気候変動が進行していると述べている。干ばつ、洪水、熱波は、すべての大陸の地域社会に影響を与え、何十億ドルもの損害を与えた。南極の海氷は記録的に減少し、ヨーロッパの氷河の融解は文字通り桁外れであった。

本報告書は、熱を奪う温室効果ガスの記録的な増加により、陸上、海洋、大気のいずれにおいても惑星規模の変化が生じていることを示している。

WMOの新しい報告書にはストーリーマップが添付されており、気候変動指標がどのように展開されているかという情報を政策立案者に提供するとともに、技術の向上により再生可能エネルギーへの移行がこれまで以上に安価で身近なものになったことを紹介している。

気候変動指標に加え、本報告書では影響にも焦点を当てている。栄養不足の増加は、水文気象災害やCOVID-19、長引く紛争や暴力による複合的な影響によって悪化している。

報告書によると、1年を通して、危険な気候や天候に関連する出来事が新たな人口移動を促し、年初にすでに避難生活を送っていた9500万人の多くの人々の状況を悪化させたという。

国連のパートナーには、国連食糧農業機関、ユネスコ政府間海洋学委員会、国際移住機関、国連環境計画、国連難民高等弁務官事務所、国連災害リスク軽減事務所、世界食糧計画などが含まれている。

【参照ページ】
(原文)WMO annual report highlights continuous advance of climate change
(日本語訳)WMO年次報告書、気候変動の継続的な進展を強調

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