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EU理事会と欧州議会、欧州グリーンボンドに関する暫定的な合意 - ESG Journal

EU理事会と欧州議会、欧州グリーンボンドに関する暫定的な合意

 

2月28日、EU理事会と欧州議会の交渉担当者は、欧州グリーンボンド(EuGB)の創設について暫定的な合意に達した。EUは、持続可能な成長と気候ニュートラルで資源効率の高い経済への移行への資金調達に関する戦略の実施を目指している。

環境サステナブルボンドは、グリーン技術、エネルギー効率、資源効率に加え、持続可能な交通インフラや研究インフラに関連する投資資金を調達するための主要な手段の1つである。

暫定合意では、EuGBの全収益は、EUの分類法に沿った経済活動に投資される必要があるが、当該分野がすでに分類法の対象になっている場合はその限りではない。EUの分類法がまだ適用されていない分野や、特定の非常に特殊な活動に対しては、15%のフレキシビリティ・ポケットが設けられる予定である。フレキシビリティ・ポケットの必要性は、欧州の気候ニュートラルへの移行が進み、魅力的でグリーンな投資機会がますます増えていく中で、改めて評価される機会が出てくる。

本合意は、最終的に成立する前に、欧州理事会および欧州議会で確認され、両機関で採択される必要があるため、暫定的なもので、発効から12ヶ月後に適用が開始される予定である。

【参照ページ】
Sustainable finance: Provisional agreement reached on European green bonds

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