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PepsiCo、約1,700億円のグリーンボンドを発行、農業およびバリューチェーンのサステナビリティプロジェクトに資金提供 - ESG Journal

PepsiCo、約1,700億円のグリーンボンドを発行、農業およびバリューチェーンのサステナビリティプロジェクトに資金提供

PepsiCo、約1,700億円のグリーンボンドを発行し、農業およびバリューチェーンのサステナビリティプロジェクトに資金提供

7月20日、食品・飲料大手のPepsiCoは、新たなグリーンボンドの募集を完了し、12億5000万ドル(約1,700億円)を調達したと発表した。本資金は、同社の農業およびバリューチェーンに焦点を当てたサステナビリティの取り組みを支援するプロジェクトに充当することを目的としている。

本発表は、2019年の初回10億ドル(約1,400億円)発行に続く、PepsiCoにとって2回目のグリーンボンドの募集となる。PepsiCoは、先行発行の収益の85%以上を割り当て、持続可能なプラスチックとパッケージング、サプライチェーンと業務の脱炭素化、水の持続可能性などの分野のプロジェクトを支援すると述べている。

PepsiCoは、昨年、農業、気候、水、包装のサステナビリティ、消費者の健康に関するESGイニシアチブを網羅した広範な持続可能性アジェンダ「pep+」を発表しており、今回のグリーンボンドの発行はそれに続くものだ。今回のグリーンボンドは、pep+の3つの柱のうち、「ポジティブな農業」と「ポジティブなバリューチェーン」(3つ目の柱は「ポジティブな選択」)の2つをターゲットにした取り組みとなる。

同社が最近発表した最新のグリーンボンドの枠組みでは、グリーンボンドで調達できる投資対象として、農民のトレーニング、肥料使用の削減、流域の縮小などの取り組みを含む再生農業、水のリサイクルや再利用プロジェクト、効率改善、流域の補充、湿地の再生などのネット・プラス・ウォーターインパクト(Net Positive Water Impact)が挙げられている。

PepsiCoは、pep+を立ち上げて以来、サプライチェーンの小規模企業が再生可能エネルギーを利用できるよう支援する最近の取り組みや、新しい灌漑技術による農家の節水支援、パッケージにおけるリサイクルプラスチックや再生可能プラスチックの使用拡大、コミュニティのリサイクルインフラへの投資など、これらの目標を支えるいくつかのプロジェクトを発表している。

【参照ページ】
(原文)PepsiCo Issues New $1.25 Billion 10-Year Green Bond As Company Accelerates pep+ Transformation
(日本語訳)ペプシコ、10年物グリーンボンドを新たに12億5000万ドル発行 pep+(ペッププラス)変革の加速に伴い

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