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salesforce、海洋保護を優先政策に追加 - ESG Journal

6月8日、CRM ソリューションプロバイダのsalesforce(セールスフォース)は、気候変動の影響から海洋を保護し、海洋ベースのソリューションを通じて世界の排出量を削減するための有意義な行動を支援するためのアドボカシー活動と政策関与の基礎となる海洋保護政策の優先事項を追加したと発表した。

セールスフォースは、公共政策プラットフォームを通じて世界中の議員や規制当局と協力し、同社の従業員、顧客、コミュニティ、ビジネスにプラスの影響を与える政策を支援している。同社は昨年、同プラットフォームに気候変動に関する優先事項を追加することを発表しており、新しい海洋政策の優先順位は気候政策の原則の中に含まれる予定だ。

新しい海洋・気候に関する優先事項の下、セールスフォースは、以下の3つの主要なカテゴリーにおける政策、規制、行動、投資を支持する。

①海洋生態系と沿岸地域社会の保護と回復。
②プラスチック汚染を回避し、削減する。
③大規模な排出を回避し、削減する。本カテゴリーの政策には、ゼロエミッション輸送や洋上風力発電の責任ある展開など、海洋ベースのソリューションを通じてネット・ゼロへの移行を加速させるものが含まれる。

新しい政策は、今年初めにセールスフォースが開始した新しい「ブルーカーボン」市場イニシアティブに続くもので、プロジェクトとクレジットの評価に関する一貫した基準の開発を通じて、持続可能な海洋ベースの炭素市場の規模拡大を支援することを目的としている。

【関連記事】Salesforce、新たな「ブルーカーボン」市場イニシアティブを開始

セールスフォースの海洋ベースに関する発表は、同社による持続可能性に重点を置いた一連の取り組みの中でも最新のものである。5月、セールスフォースは、First Movers Coalition(FMC)の一環として、大気中から炭素を除去する技術を支援するために1億ドルを拠出することを発表した。今年初めには、”Core Company Value” としてサステナビリティを追加することを発表した。また、セールスフォースは、サプライヤー調達契約に気候変動に関する義務を導入し、役員報酬プログラムにESGパフォーマンスを統合し始めることを発表している。

【参照ページ】
(原文)Salesforce Unveils New Policy Priorities to Protect the Ocean
(日本語訳)salesforce、海洋保護を優先政策に追加

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