Warning: Undefined array key "WP_Widget_Recent_Comments" in /home/xs872497/kinomoto-firm.com/public_html/ctest/wp-content/themes/opinion_tcd018/functions.php on line 414
英国、気候変動に関する情報開示の義務化を正式に法制化 - ESG Journal

英国、気候変動に関する情報開示の義務化を正式に法制化

 

気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)を目前に控え、英国政府は、企業や金融機関に気候変動関連の情報開示を義務付ける法律を導入する正式な計画を発表した。

この法律は2022年4月に施行される予定で、その時には、英国の1,300社以上の大手上場企業および金融機関が、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に沿った報告を行う最初の企業となる。

【参考記事】英国、企業と投資家のためのサステナビリティ・ディスクロージャー・ロードマップを策定

新法の対象となる企業は、英国の登録市場で取引されている、従業員数500人以上の英国登録企業、および従業員数500人以上で売上高5億ポンドの民間企業。

この法律を発表した政府の声明によると、この新しい要件は、投資家や企業が気候変動へのエクスポージャーによる財務上の影響をよりよく理解し、気候関連のリスクをより正確に評価できるようにするとともに、英国経済の「グリーン化」を支援することを目的としている。

2020年11月、英国のリシ・スナク財務大臣は、TCFDに沿った経済全体の情報開示を英国が世界で初めて義務化することを約束した。今回の発表は、先週、英国の経済・財務省である財務省(HM Treasury)が発表した「Greaming Finance」に続くものだ。この報告書は、政府の持続可能な投資ロードマップと、企業や資産運用会社に対する新たなサステナビリティ・ディスクロージャー要件(SDR)の導入戦略を詳述したものです。この要求事項は、英国のグリーンファイナンス戦略の一環であり、英国を国際的なグリーンファイナンスの中心地として確立し、金融セクターと資本の流れを、世界および国内の気候・環境目標の達成に合わせることを目的としている。

【参照ページ】
(原文)UK to enshrine mandatory climate disclosures for largest companies in law
(日本語訳)英国、気候変動に関する情報開示の義務化を正式に法制化

関連記事

おすすめ記事

  1. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  2. TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2025-6-11

    TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2024年にTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-…
  3. 進化するサステナビリティ開示 ― 傾向から考える“自社の対応状況”

    2025-6-6

    進化するサステナビリティ開示 ― 傾向から考える“自社の対応状況”

    サステナビリティ情報開示の高度化が急速に進んでいる。TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)…

ピックアップ記事

  1. SSBJ公開草案:気候変動開示の準備状況を確認!簡易チェックで早期対応を

    2025-7-29

    SSBJ公開草案:気候変動開示の準備状況を確認!簡易チェックで早期対応を(再掲)

    ※2024年12月21日公開済みの記事(2024年11月時点の情報を基に作成された)に2025年7…
  2. 2025-7-29

    企業の88%がサステナビリティを価値創出と認識、気候リスクへの備えも加速

    モルガン・スタンレーの「Sustainable Signals: Corporates 2025」…
  3. GHGプロトコルの改訂とは~カーボンニュートラル実現への新たな方向性

    2025-7-28

    GHGプロトコルの改訂とは?カーボンニュートラル実現への新たな方向性(再掲)

    ※本記事は、2025年2月に発行した記事に最新のGHGプロコトル更新内容を一部修正・追記し再掲載し…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る