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シェルパ・アンド・カンパニー、総額6,000万円の資金調達及びESG経営推進クラウド「SmartESG」β版を提供開始 - ESG Journal

シェルパ・アンド・カンパニー、総額6,000万円の資金調達及びESG経営推進クラウド「SmartESG」β版を提供開始

 

5月18日(水)、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社(シェルパ)は、ESG経営推進クラウド「SmartESG」のβ版の提供を開始した。あわせて、ジェネシア・ベンチャーズ、複数の個人投資家より、総額6,000万円のシードラウンドでの資金調達を実施した。

■資金調達の目的と背景

市場再編やコーポレート・ガバナンスコード(以下CGコード)の改訂に伴い、サステナビリティ・ESG経営の推進が企業の新たな課題となるなか、シェルパはESGデータの一元管理や市場からのESG評価の向上に焦点を当てた国内初のESG経営推進クラウド「SmartESG」のβ版をリリースする。また「SmartESG」のさらなる開発強化のために、新規投資家としてジェネシア・ベンチャーズと個人投資家を第三者割当増資の引受先として、6,000万円を調達した。

■出資者のコメント

ジェネシア・ベンチャーズ パートナー 河合将文氏よりコメント

ESG経営という重要な戦略課題を推進するためには、社内に蓄積されたESG情報を正確に把握・分析し、効果的な施策と改善を行うことが求められています。一方、これらの情報は様々な部署に散在しており、様式も不統一であることから、情報収集さえも一筋縄では行かないのが実態です。「SmartESG」は、収集・開示・分析という一連のプロセスを滑らかにすることで、企業によるESG経営の高度化を支える強力な基盤になると期待しています。

■ESG情報開示の現状

東証の市場再編やCG(コーポレートガバナンス)コード改訂に伴い、企業が主要なステークホルダーにESG情報を開示し、経済的・社会的価値を統合・実証するという流れは一層加速している。一方、市場やステークホルダーの開示要求が複雑化・高度化する中で、開示する企業側は膨大なESG情報を整理・開示する必要に迫られており、その過程においてデータの属人的な管理やサイロ化した組織内でのコミュニケーション不足といった課題が浮き彫りになっている。


■SmartESGについて

こうした状況の中、2022年5月よりβ版提供を開始する「SmartESG」は、ESG情報をクラウド上に一元化し、部署間の情報共有・ワークフローの最適化やスコアの分析・改善を可能にすることで、企業のESG情報開示や経営管理プロセスにおける様々な課題を解決し、より高度なESG経営の推進を実現する。



■SmartESGの特徴

  1. 独自ESGデータベースの構築
    様々なESGデータを一元管理するデータベースを構築。自社の過去開示や定量KPIといった必要なデータに瞬時にアクセスし、情報開示・回答プロセスを効率化

  2. ESGデータ収集・ワークフローの最適化
    あらゆる部署・拠点(バウンダリ)をまたいだデータ収集・情報共有を実現し、その過程におけるワークフローも最適化

  3. ESG評価の向上を支援するAIベンチマーク分析
    ベンチマー企業・業界のESGデータをAIが収集し、自社との差分を分析。スコアの改善やESG経営の推進に必要なネクストステップを明らかに

https://smartesg.jp/

■今後の展開

今後は、数ヶ月内のSmartESG正式版のリリースを目指し、現在β版の導入が決まっている企業様のフィードバックを反映しながら、AIベンチマーク分析・ダッシュボード機能の強化や取り込み可能なデータ属性の拡充を行うとしている。

【参照ページ】
シェルパ・アンド・カンパニー、総額6,000万円の資金調達およびESG経営推進クラウド「SmartESG」β版の提供開始のお知らせ

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