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ボーイング、日本研究センターを開設しサステナビリティ・パートナーシップを拡大 - ESG Journal

ボーイング、日本研究センターを開設しサステナビリティ・パートナーシップを拡大

8月1日、ボーイングは、ボーイング・リサーチ&テクノロジー(BR&T)センターを新たに開設し、日本とのパートナーシップを強化する予定であることを発表した。本施設はサステナビリティに焦点を当て、日本の経済産業省(METI)との新たに拡大した協力協定をサポートする。

ボーイングと経済産業省は、2019年の協力協定を拡大し、持続可能な航空燃料(SAF)、電気および水素パワートレイン技術、気候への影響ゼロの航空を促進する将来の飛行コンセプトに焦点を当てることに合意した。これは、新しい形の都市型モビリティを可能にする電気・ハイブリッド電気推進、バッテリー、複合材製造の探求に加えてのことである。

BR&T日本研究センターは、ボーイングの主要な産業パートナーやサプライヤーが多く存在する名古屋に設立される。本施設は、オーストラリア、中国、韓国にあるボーイングの研究開発拠点をさらに拡大することになる。

ボーイングは、日本のSAF産業の支援に全面的に取り組んでおり、日本で生産されるSAFの商業化、普及、利用拡大を図る16社の任意団体「ACT FOR SKY」の最新メンバーとして承認された。ACT FOR SKYは、ボーイングの顧客である全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、グローバルエンジニアリング企業の日揮ホールディングス、バイオ燃料メーカーのレボインターナショナルによって設立された、日本国内におけるSAFの事業化・普及に取り組む任意団体である。

ボーイングは、ACT FOR SKYのパートナーになったことに加え、SAFを活用したフライトの開拓や画期的な787ドリームライナーの導入など、ANAおよびJALと持続可能な航空に関して革新を続けてきた長い歴史がある。今般、両社は、航空機の二酸化炭素排出量を削減するために、電気、ハイブリッド、水素、その他の新しい推進システムを含む先進的な持続可能技術を研究するために協力する協定に署名した。

ボーイングは、世界をリードする航空宇宙企業として、150カ国以上の顧客向けに民間航空機、防衛製品、宇宙システムの開発、製造、サービスを行っている。米国最大の輸出企業として、同社はグローバルなサプライヤーベースの才能を活用し、経済的機会、サステナビリティ、地域社会への影響を推進している。ボーイングの多様なチームは、未来に向けた革新、サステナビリティの先導、そして安全、品質、誠実さという会社のコアバリューに基づいた企業文化の育成に取り組んでいる。

【参照ページ】
(原文)Boeing to Open Japan Research Center and Expand Sustainability Partnerships
(日本語訳)ボーイング、日本研究センターを開設しサステナビリティ・パートナーシップを拡大

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